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2020.10.17

買ったばかりの靴で歩いたら何か足が痛い…何故なのか?(足裏と靴底のお話)


株式会社五月商店 ガス・水道・介護で地域に安心安全を

皆さまこんにちは!行楽日和が続く中、いかがお過ごしでしょうか?私はジョギング用に去年購入した靴がすり減ってきたため、次に履く靴の検討をしているところです!
…ところで皆さまは靴を買うとき、試し履きした時は何も感じなかったけれど、いざ購入して歩いてみたら足が痛くなった…そんな経験はありませんか?私もその昔、お出かけ用に一足購入した靴で痛い思いをした経験があります。今回は痛みの原因を検証したいと思います。


 

こちらがその靴です。一見何の変哲もない靴ですが、ソール(靴底)に問題を抱えている事が判りました。それは後述の『ミッドソールが非常に薄く、実質機能していない』点でした。クッション性能が乏しく圧が集中しやすいため、対策無しに歩こうものなら5分と経たず踵を痛めてしまいます。


 

ソール(靴底)は基本的に3層で構成されており、①路面の接地による怪我から足を守る他、グリップ性能を備えた『アウトソール』、②着地による衝撃を吸収するクッション役の『ミッドソール』、③足にかかる圧力の分散や立位・歩行時のバランスをサポートする『インソール』から成り、それぞれが重要な役割を担っております。


 

画像は介護シューズの定番商品の一つ、『ダブルマジックⅢ(徳武産業)』です。反り上がったつま先による躓き防止機能、厚みのあるミッドソールは適度なクッションと反発性を備え、インソールは立体形状によるアーチサポート機能に加え取り外す事も可能。脱ぎ履きのし易さはもちろん、歩き易さにも工夫が凝らされています。


 

足に合わない靴を履く事は、不均一な足への負荷を生み、時に疲れや痛みとなって現れます。長期に渡って履き続ければ外反母趾や偏平足、巻き爪、足底筋膜炎…等々、無視できない障害となる場合があります。
自分にピッタリの一足は怪我の防止だけでなく、それだけでお出かけへのモチベーションも高めてくれます。皆さまも足に合ったお気に入りのマイシューズで楽しい時間を過ごしてくださいね!