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2023.12.29

介護ベッドのおはなし


株式会社五月商店 ガス・水道・介護で地域に安心安全を

今回は介護ベッドの事を少しだけご説明させて頂きます。

なんで今更?と思われるかたもみえるかもしれませんが、

急に親族が倒れた…転倒した…

入院した…と思ったら退院の話が出てくる。

急に退院の話が出てもどう家で過ごしたらいいの?と不安に感じるかたは数多くみえます。

そんな時にこのブログでほんの少しだけでも、どんなサービスが受けられるのか

知ってもらえたらと思います。

介護ベッドの選び方

介護ベッドは、介助をされる側だけでなく、介助をする側にとってもメリットが大きいです。 背もたれを起こしたり、膝を上げたり、高さを調節したりする機能が付いており、介助が行いやすく、介助される側の負担軽減に役立つ機能がついています。 介護ベッドはさまざまなメーカーから発売されており、どの商品・サイズを選ぶか迷うこともありますよね。

そこでお役にたてるのが

私たち福祉用具専門相談員です。

福祉用具専門相談員は、福祉用具の選定や利用、住環境整備などの情報や支援を提供する専門職です。介護保険法に基づく指定を受けた福祉用具貸与・販売事業所で働くことができます。福祉用具専門相談員になるためには、都道府県が指定した講習を受講し、修了評価試験に合格する必要があります。福祉用具専門相談員の仕事内容には、選定相談、計画作成、適合・取扱説明、訪問確認などがあります。

福祉用具専門相談員は、ご利用者様の身体状況や家屋状況を確認、時には理学療法士のかたや、訪問看護の方とも話しながら商品を選んでいきます。

カタログやネットの情報だけではわからない事、気を付ける箇所をきちんとご説明して商品を選びます。

急にベッドが必要!と思ったらまず担当ケアマネージャーさんがいる方はケアマネージャーさんへ、いない方は福祉用具専門相談員がいるお店にご相談ください!

介護保険を使ってのレンタル

介護用ベッドは介護保険でレンタルすることができます。

介護保険制度では、13品目の福祉用具貸与を受けることができますが、要介護度によって借りることのできるものとできないものがあります。介護用ベッドは、要介護度の区分けだけでは図れない部分についても、例外的に認める措置がとられています。ただし、要介護度の区分けに当てはまらない場合、介護保険外サービスを利用することもできます。介護保険外サービスとは、利用者が料金の全額を負担する介護サービスを指します。介護保険サービスの利用には利用者の負担割合に応じて1~3割の自己負担が発生しますが、介護保険外サービスでは利用者が10割を負担することでサービスを受けることができます。

介護保険を利用する場合の相場は1割負担の方で700円~1500円です。

ベッド本体だけの価格で上記の価格になります。

付属品のマットレスやサイドレールは、また別に選定する為別料金になってくる事が多いです。

介護保険外でのレンタルの場合の相場は地域にもよりますが1000円~2000円でレンタルする事ができます。介護保険外商品では機種を選べない事もありますので、福祉用具貸与事業所にどんな商品がレンタルできるか確認してみる事をお勧めします。

先ほど13種類の福祉用具をレンタルでるとお伝えしましたが、要介護度によってはレンタルができないものがあります。

軽度者(要支援1、要支援2、要介護1)が原則給付対象外となる福祉用具には、

車いす、特殊寝台、床ずれ防止用具、体位変換器、認知症老人徘徊感知機器、移動用リフト、自動排泄処理装置があります。

疾病や身体状況によって例外給付を受ける事ができる場合がありますので軽度者の方でも、まずは担当ケアマネジャーさんに相談してみてください。

介護ベッドの購入

介護ベッド購入する場合価格は本体のみで15万~20万円以上になる事が多いです。

レンタルと違い、使い勝手が悪かった場合に交換ができない為、慎重に選ぶ必要があります。

目先の金額もとても大切ですが、長期利用を考えて購入する事をお勧めしています。

ネットで購入した場合に、たまに相談頂くのが、組み立て式で自力では組み立てができない。

値段で選んで結局追加で費用が発生してしまうのはもったいないので、ネットで購入する場合は組み立て方法や、

搬入経路などを事前時確認してから購入するようにしましょう。