「福祉用具の日」
皆様こんにちは!今回は10月1日「福祉用具の日」についてのご紹介です。
福祉用具の日は平成14年に制定されました!福祉用具の日を10月1日としたのは、平成5年の福祉用具法の施行日にちなんだためです。
福祉用具は、高齢者や障害者の日常生活や社会参加にとって大切なものです。しかし、一般には余りなじみがないので、必要な状態になっても、その存在を知らなかったり、例え知っていても周囲を気にして使う事をためらうケースが多いのではないでしょうか?高齢化の進展や、ノーマライゼーション(高齢者や障がい者などが他の人と平等に生きるために福祉の充実などを整備していく考え)の考えが普及していく中、必要とする誰もが福祉用具を利用しやすい環境をつくっていくことが、求められています。多くの方々に福祉用具を知っていただき、社会全体が福祉用具を身近に感じられるよう制定されました。
福祉用具は、日常生活における制約を軽減し、生活の質を向上させるための支援ツールです。例えば、車椅子や歩行補助具、浴槽用手すり、補聴器などがあります。これらは、身体の不自由さを補ってくれるだけでなく、利用者の尊厳と自立を尊重し、快適で安全な日常生活を実現します。福祉用具は、個々のニーズに合わせて提供され、利用者が自分らしい生活を送る手助けをしてくれる心強い仲間です!
車椅子
移動する能力に困難が生じた際に、それらの機能を補う目的で使用される福祉用具です。
安全に移動できるようになる、離床する時間が持てる、よい姿勢がとれることで症状の悪化が防ぐことができます!
車椅子付属品
車いす付属品は、車いす及び電動車いすに関する付属品です。
車椅子用のクッションのほか、杖入れや転倒防止バーなどがあります。
歩行器
立った状態での移動をサポートします!
体を囲むような作りになっていて、数本の足でバランス良く体を支えられるのが特徴です。
歩行補助杖
歩行を補助するために使う杖のことです。 歩行補助杖を使うことで、杖と両足の3点で体重を支えることができ、足腰にかかる負担を軽減することができます。
手すり
転倒を防ぐこと、そして歩行や動作を円滑にして快適な日常生活を支えることができます。
※レンタルの手すりは工事を伴わないものに限ります。
スロープ
主に車いすや車輪付きの歩行器のように車輪のついた用具を使用する際に段差解消するための福祉用具です。
※レンタルのスロープは工事を伴わないものに限ります。
特殊寝台
介護される方の負担を軽くするためのベッドです。自分で体を起こすことが難しい方が起き上がるとき、立ち上がるときの補助やサポートを行うことができます!
特殊寝台付属品
介護のために必要となる特殊寝台に付属する製品の総称です。
サイドレール、マットレス、手すり、テーブルなどがあります。
体位変換器
ベッドの上で、身体を移動させ、安定させる福祉用具です!
床ずれを予防し、必要に応じて、ベッド上での姿勢を簡単に変えることができます。
床ずれ防止用具
より広い面で身体を支えたりすることで局所への外力を分散させて床ずれを防止させる用具です。
床ずれ防止用具を使用すると、頻繁に体位変換を行う必要がなくなるので、介護者の負担を大幅に軽減することができます!
認知症老人徘徊感知機
認知症である高齢者が屋外に出てしまうことを防ぐ目的で、センサーを利用して感知し家族等に知らせるものです。
自動排泄処理装置
寝たきりの方や自力での排泄が困難な方が利用する福祉用具です。
センサー感知によって排泄物の自動吸引ができ、介助者の負担軽減だけでなく、介護を受ける方が介助を依頼しなくても済むという心理的な負担も軽減できます。
移動用リフト
ベッド上から車いすへの移乗などの際に、要介護の方の体を持ち上げて移動する目的で使用されます。
腰掛便座
要介護者である高齢者の排泄を助けるための福祉用具で、使用者の要介護度や自宅の状況などに応じて選ぶことができます。
入浴補助用具
身体機能の低下した人が入浴に際して、座位の保持、浴槽への出入りなどの補助を目的とする用具です。
簡易浴槽
浴室での入浴ができない要介護者のために、自分の居室などで入浴ができるようにする浴槽です。空気式や折りたたみ式、立て掛け式などがあります。